ENGAGE™ TR
熱可塑性ポリオレフィン屋根防水シート
熱可塑性ポリオレフィン屋根防水シートソリューション
屋根防水シートを考える場合、何よりも重要なのは適切な材料選定です。ダウのENGAGE™ TR ポリオレフィンエラストマー(POE)は、低傾斜屋根防水シート向けに設計されたエチレン系熱可塑性ポリオレフィン(TPO)です。優れた柔軟性、耐候性、靭性、融着加工性を備えたENGAGE™ TR POEは、施工が容易であり、長寿命で信頼性の高い屋根防水シートシステムを実現します。
TPO屋根防水シートソリューション
TPO屋根防水シートにENGAGE™ TR POEを使用する利点についてご覧ください。
上記の特長はENGAGE™ TR POEが低傾斜屋用根防水シートにもたらす多くの利点のほんの一部です。また、ダウ独自のオレフィンブロックコポリマーを屋根防水シートの上層、下層に使用することで、優れた性能を発揮します。はダウの革新的な製品ポートフォリオの中でも屋根防水シート用途において欠かせない製品のひとつです。
ENGAGE™ TR POEされる屋根防水シートは、従来のポリプロピレン系TPO屋根防水シートと比較し、さまざまな点で優れています。すなわち、より丈夫で柔軟性が高く、耐UV光性に非常に優れています。つまり、施工が容易で耐候性に優れ、雹雨などの荒天にも強い屋根防水シートです。
ENGAGE™ TR
ENGAGE™ TRの製品カタログをご覧いただき、お客様のニーズに最適なソリューションを見つけてください。
ENGAGE™ TR POEを使用した非強化TPOルーフィングがポリプロピレンTPOよりも優れている方法をご覧ください
屋根防水シート特性評価項目 | ENGAGE™ TR POE | ポリプロピレン TPO |
引張弾性率 | 49 MPa | 82 MPa |
引張強度 | 17.5 MPa | 17.0 MPa |
熱老化後の引張強度保持率* | 85% | 30% |
熱老化後の引張伸び保持率* | 99% | 3% |
紫外線老化試験10,000間後の重量減少率** | 0.7% | 2.8% |
UV照射により表面亀裂が発生するまでの時間** | 10,000時間 | 6,000時間 |
防水シート脆化温度 (ASTM D2137) | -65°C | -45°C |
融着開始温度 (設定融着速度4.5m/分) | 320°C | 380°C |
*ENGAGE™ TR POEを使用した屋根防水シートとポリプロピレンTPOを使用した屋根防水シートを同じ添加剤および充填剤配合量で作製し比較(いずれも補強材なし)。ダウの試験法に基づく。詳細はお問い合わせください。
**ASTM D6878に準拠 116°C、8,000時間の熱老化試験後
***ASTM D6878に準拠 340nm、0.7W/(m2·nm)でのキセノンアーク老化試験
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