ソーラーパネルとENGAGE PVロゴ

ENGAGE™ PVポリオレフィンエラストマー

Field-testing of Dowâ  s ENGAGE PV POE versus EPE and EVA.

より革新的なソーラーパネルを作り、より多くの電力を利用する

ENGAGE™ PVポリオレフィンエラストマー(POE)を使用することで、PVモジュールの保護性能、長期性能、信頼性をが向上し、システム全体のライフタイムコストを下げることが可能です。すなわち、より革新的なソーラーパネルを作り出すことを支援や、より多くのエネルギーを利用や長年のサステナブルな成功を推進につながります。 

ソーラーパネルに最適な材料で再生可能エネルギーを促進

今日の非常に競争が激しい太陽光発電の分野では、発電モジュールの寿命と信頼性が、再生可能エネルギーの長期的な成功につながる鍵となります。長期耐久性や信頼性の高い太陽光発電パネルを設計するためには、セルを固定する封止材に最適な材料を選択することが非常に重要です。

ENGAGE PV POE インフォグラフィック

ENGAGE™ PV POEのおもな特長

エチレンビニルアセテート(EVA)は、従来から封止材に使用されていますが、時間の経過とともに劣化し、酢酸の発生による腐食や黄変が生じるため、PVモジュールの発電量に悪影響を与えます。ダウが設計開発したENGAGE™ PV POEは、PIDフリーEVAなどをはじめとする高性能な封止材競合製品にくらべ、優れた性能を発揮します。

ダウは、商業施設用、住宅用、公共施設用など、幅広いニーズに合わせて、様々なENGAGE™ PV POEグレードを設計、提供しています。以下のような用途で優位性があります。 

  • 結晶シリコン (c-Si) 用に最適化されたガラス-ガラス間フィルム
  • 低UVカットオフフィルム
  • 標準UVカットオフフィルム
Solar team members working in the labs at the Korea Solar Solutions Application Center.

出力保持

ENGAGE™ PV POE の長期間にわたる優れた性能を実証するために、様々な試験・検証を行っています。フラウンホーファー研究機構による第三者試験では、ENGAGE™ PV POEは耐用期間中にほとんどPIDを示さず、出力損失はわずか0.3%でした。一方、エチレンビニルアセテート(EVA)系フィルムでは35%もの損失が生じました。¹

耐候性および封止材フィルム劣化

ENGAGE™ PVフィルムを使用したモジュールは、EVAフィルムを使用したものに比べて、恒温恒湿とQUVの長期暴露サイクル試験後に、より安定した出力を示しました。10,000時間のキセノンアーク耐候性試験後、ENGAGE™ PV POE製の封止材フィルムは、黄色度指数の増加を示さず、同条件でEVAフィルムは明らかな黄変を呈しました。² 

PV封止フィルムの実地試験

ダウは中国海南省にさまざまなソーラーモジュールを設置し、多様な商業化高効率太陽光発電におけるENGAGE™ PV POEフィルムの信頼性と発電能力に関する長期試験とデータ取りを行い、EPEやEVAなどの封止材との性能比較を行っています。海南省の試験場には、合計9種類の異なるパネルを設置しています。モジュールはPERC社製、TOPCon社製、HJT社製。それぞれにPOE、EPE、およびEVA製フィルムを使用したものを評価試験しています。本試験場で蓄積したデータにより、ENGAGE™ PV POEフィルムを使用した高効率の両面モジュールの信頼性が実証されています。

1  フラウンホーファー研究機構シリコン太陽光発電研究センター(CSP)での試験による。フラウンホーファーから提供されたチャート。詳細はお問い合わせください。 

2  ENGAGE™ PV POEならびにEVA系で作製したモジュールフィルムを比較。ダウによる試験。詳細はお問い合わせください。

日の出または日没時にソーラーパネル上で太陽が輝く

太陽光発電

ダウは、ENGAGE™ PV POEのほかにも、再生可能エネルギー製品を向上させるに材料を製造しています。

ダウとのパートナーシップ

太陽電池封止材のENGAGE™ PV POEについて、ダウにお問い合わせください。